渋谷まで急行で約6分、さらに新宿や池袋など主要な駅へも乗り換えなしでアクセスができる東急東横線学芸大学駅。駅周辺には商店街が縦横に広がり、地元に根付いたお店から最新のカフェまで多彩な店舗が軒を連ねています。
その商店街を抜けた場所に位置する鷹番は、碑文谷公園などの緑豊かなスポットも点在する、洗練された住宅街です。
中でも交通の利便性が高い目黒通り沿いに誕生した「ピアース学芸大学レジデンス」にお住いのご夫妻に、その暮らしぶりについて話を伺いました。

学芸大学駅周辺の生活しやすさが魅力
――家を購入されたきっかけを教えてください。
ご主人「もともとマンションを見るのが好きで、日頃からいろいろと見てはいたんです。学芸大学は通勤途中に通過する駅で、少し会社も近くなります。以前は広尾に住んでいたのですがもう10年も経ったので気分転換をしたかったこと、妻が昨年退職してより住環境を良くしたいと思ったことも重なりました」
――「ピアース学芸大学レジデンス」を選んだ理由を教えてください。
ご主人「長く住んでいた広尾も住みやすい街でしたが、日常生活をするなら、学芸大学エリアはお店もたくさんあって楽しいかなと思ったんです。
何度か学芸大学の駅に降りたことはありましたが、マンションの案内が出たときに、改めて歩いてみて、やっぱりいい街だなと思いました。
立地が良かったので、それが一番の決め手ですね。駅から近くて生活しやすい場所となると、ある程度資産性も保たれるのかな、という観点もありました。
実はモリモトのマンションは、今回で3軒目なんです。デザインの良さもわかっていましたし、仕様も好きで。だから、家の購入の際に迷いはありませんでしたね」

――立地が大きな決め手になったんですね。実際に暮らし始めて、街で感じられていることを教えてください。
奥様「まず駅前にスーパーがあるんですが、マンションのすぐ近くには大型のイオンスタイルもあるので、両方使えるのが毎日の買い物にすごく便利です」
ご主人「活気のある商店街が駅前から両側に広がっているのが、生活する街としてすごく良いところです。住み始めて特に感じるのは、感度の高い感じの若者がとても多いということ。ファッションセンスが良くて、クリエイティブな雰囲気が漂う人をよく見かけます。それは発見でしたね。個性的なお店がたくさんあるので、週末は飲み行くこともよくあります」

――このお部屋を選んだ理由はありますか?
奥様「このマンションの中では、まず平米数で選びました。その中で価格も加味して検討していったら、この部屋がぴったりでした」
ご主人「前のマンションも80平米ぐらいだったので、75平米以上というのは私たちの中で決めていたんです。以前は、荷物が多くて、ほかにトランクルームも借りていたので、今回の引っ越しにあたっては、かなり断捨離をしましたね。それでも、収まらないものがあるので、モリモトのスタイルオーダーを利用してなるべく収納を増やす工夫をしました」

お二人の好きなものを上手に取り入れたお部屋
――随所にこだわりが感じられますが、まず奥様のお部屋はアクセントクロスが印象的です。
奥様「アクセントクロスは、一度取り入れてみたいなと思っていたんです。色はブルー系で、部屋が暗くならないようにはしたいなと考えました。コーディネーターの方にも相談に乗っていただき、壁紙のショールームに何度も足を運びました。
同じブルー系でも爽やかなものからパキッとしたもの、落ち着いた色など様々あります。たくさんの色見本を並べて、それを日向と暗いところで何度も見比べてみたりして決めました」

――エアコンのカラーも統一されていますね。
奥様「エアコンが白っぽいものになると結構目立ってしまうなと思って、合う色のエアコンを探しにショールームへ行きました。何十色もカラーバリエーションがあったと思うんですけれども、壁と全く同じ色はなかったんです。迷っていたところに塗装することもできるという説明を受けて、オーダーすることにしました」
――レストルームやバスルームのコーディネートのポイントを教えてください。
ご主人「レストルームは壁の1面だけ変更するだけでも雰囲気が結構変わりますよ、とインテリアコーディネーターの方からアドバイスをいただき変更しました。エコカラットを選びましたが、意匠性だけでなく脱臭効果や調湿効果等の機能性もあるそうです。正直その効果はまだあまりわかっていないのですが(笑)、落ち着いた雰囲気が出たと思います。
浴槽も人造大理石製のものへグレードアップしてリラックスできるものを選びました。浴室の床は、廊下とテイストや色味を合わせてベージュっぽいカラーにしました。
バルコニーも同じようなカラーのタイルを敷いたんです。そうすると、部屋全体が少し広く見えるようになりました」

――部屋全体に統一感が出ますね。
ご主人「この色合いは3パターンから選べたのですが、壁は落ち着いたトーンで、床が明るめなのが気に入っています。猫を飼っているのですが、この床タイルのカラーだと、意外と猫の毛が目立たないので、その点でもこの色を選んで良かったと思っています」
――キッチンもとても広々して見えますね。
ご主人「やっぱり、なるべく物を置きたくないという思いで、こちらも食器棚を追加しました。そこに、オーブンレンジを置いてしまうと、結構なボリュームになって、せっかく作った棚がそれで埋まってしまうのももったいないと考えて、ビルトイン型のものをオーダーしました」

――インテリアもとても素敵ですが、新調されたのでしょうか?
ご主人「インテリアは以前の家で買い替えたばかりだったので、それをそのまま持ってきました。ちょうど色も雰囲気も合ってよかったですね。テレビの配置が、ソファの背もたれ側になってしまったのですが、最近はテレビで音楽を流していることのほうが多いので、それも特に気になりません。
カーテンは以前の家で使っていたものを、とても気に入っていたので、全く同じ柄で色違いを購入しました」
奥様「木製のキャビネットは、結婚する際に、母がお祝いに購入してくれたもので、長く愛用しているものです。今回の引っ越しを機に、リペアに出してきれいにしてもらったんです。また、アートは新しく購入して、新居で飾ろうと取っておいたものです」


――お部屋で、特にお気に入りはありますか?
奥様「二人とも旅行が好きで、特にタイとイタリアには何度も訪れています。また国内外問わず旅行先でうつわを買うことも多くて。せっかく買い集めたものを飾ることができるようにしたいなと思っていたんです。
そこで、ガラス扉のキャビネットをオーダーしました。母から譲り受けた骨董品や旅先の思い出の品を眺められるので、これは本当に気に入っていますね」

撮影/古本麻由未
取材・文/SUMAU編集部










