「慶應義塾大学 日吉キャンパス」をはじめ、教育施設が集まる文教エリアとしての気品が漂う日吉。

日吉駅には東急東横線・目黒線・新横浜線と横浜市営地下鉄グリーンラインの4路線が乗り入れ、東京都心へも横浜市街地へのアクセスも抜群で、ベッドタウンとしても成熟しています。

西口から一歩降りると、駅を中心に放射状に5つの商店街が伸び、活気あふれる雰囲気。一方で、商店街を抜けて高台に出ると瀟洒な住宅街が広がる、多彩な魅力を持つ街です。

そんな日吉に暮らし、2人のお子さまを育てる美容ライター・稲垣綾香さんにインタビュー。日吉の魅力やおすすめの場所をお聞きしました。

抜群のアクセスと暮らしやすさを両立できる

日吉に引っ越したのは、娘の中学校入学のタイミング。

中学校への通いやすさと、長い目で見たときに高校以降は都内の学校へ通う可能性があると考えると、住環境と交通アクセスのバランスがとても良い場所だと感じました。

私自身も、実家が横浜市内なので、まだまだ親の手も借りたいこと、仕事で都心へ行くことが多いことも、この場所を選んだ大きな理由になりました。

以前も横浜市内に住んでいたのですが、日吉は渋谷まで約20分と都心へのアクセスのしやすさは比べ物になりません。夫は国内出張も多いのですが、新横浜駅まで2駅なので新幹線の利用もしやすく、この便利さというのは暮らし始めてから改めて実感しています。

子育てや教育に最適な環境

慶応大学があるというのも日吉の魅力のひとつです。まず、駅前から続くキャンパスの銀杏並木は散歩に最適な気持ちの良いスポット。いまは緑がとてもきれいですが秋は黄葉して、季節を感じられます。

また、地域とのつながりを大切にしていて、学園祭はもちろんですが協生館(キャンパス内の施設)で、学生が地域の子どもたちに向けてワークショップや屋台などのイベントを開催してくれることがあり、それも子どもたちがとても喜んでいます。

教育面でもとても良い影響があり、塾の種類も豊富で、学生の皆さんが先生をしてくれることが多く、自身の受験の体験談をもとにいろんな話をしてくれるのが、子どもへの刺激になっていますね。

以前、慶応主催の子ども向けのスポーツトレーニングに通っていましたが、細かなデータを取って的確な指導をしてもらえ、広いラグビーグラウンドで運動ができるので子どもも楽しんでいました。

高台にあり、緑がさわやかな「日吉の丘公園」

そういった評判もあってか、私の周辺にはファミリー層がどんどん増えていて、息子が通う小学校は新設されたばかりですが6クラスと少子化とは思えない人数です。ご近所には、小学生のお子さんのいる家庭が多いのですが、落ち着いた雰囲気のご家族や、余裕のある方が多い印象を受けます。

広々とした公園や自然を感じられる場所もあって、息子は自然の中でのびのび遊んでいます。いろんな面で、子育てには本当に良い環境ですね。

穏やかな時間を過ごせるイタリアン「アクイロット」

コスタリパ・ロゼ・ブリュット グラス¥1,450

ちょっと気合を入れて肩ひじ張って…というお店もありますが、この「アクイロット」は普段着のままリラックスして通うことのできるお店。お料理は何を食べてもおいしいですし、センスの良いお酒がそろっているのも嬉しいです。

忙しい時でも、合間にちょっと来た時においしいお料理食べさせてくれて、気分転換したいときにもぴったりなんです。夜に来ることが多いですが、ランチにも何度も利用しています。

お店に入った瞬間から、雰囲気がガラッと変わるので、ママ友と来ると日常から少し離れて楽しい時間が過ごせます。

息子がここのパスタが好きなので、家族で食べに来ることもありますね。そのくらい、日常使いのできる場所なんです。

漁港より直送 活〆 天然鮮魚のポワレ/¥2,860 魚は季節ごとに変わる。写真はマツカワガレイ

毎日の暮らしに必要なものがそろう

駅直結のショッピングモールにはスーパーマーケットや無印良品、カルディ、ユニクロなどがあり、日用品は揃うので困ることがありません。

ショッピングモールでは有名店の手土産が買えますが、日吉にしかない良いものを友人にわたしたいとき時に行くのが「REMERCIER」。チョコレートの種類が豊富で、「オペラ」というケーキが本当に濃厚で美味しいんですよ。自分へのご褒美として買う時もあります。実家に行く時にも買ってかえると母が喜んでくれますね。

駅前から続く商店街はとても賑やかで、学生街らしくお肉ががっつり食べられるお店や居酒屋さんが並んで、私も一人でふらっと入れる気軽なお店がたくさんあるのが気に入っています。

ここに帰ってきたら、ありのままの自分で気取らずに過ごせる。そんな街です。

アクイロット

2024年6月で7周年を迎える、地元で愛され続けるイタリアン。店名の「アクイロット」とは、ワシのヒナという意味で、ここから始まるという想いが込められている。「ここで初めてワインのおいしさを知った、生まれて初めて来たレストラン、などこのお店が何かのきっかけとなってくれたら嬉しい」とオーナーシェフ工藤堅太朗さんは話す。

住所:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-4-14 グレストビル 1F

営業時間:ランチ11:30~15:30(14:30L.O.)

ディナー17:30~22:30(21:00L.O.)

定休日: 第1・3水曜日、木曜定休

TEL:045-534-7714

HP:https://aquilotto-yokohama.com/

美容ライター 稲垣綾香

国内外の化粧品会社勤務後、美容ライターへ。コスメ薬機法管理者資格を取得し、美容雑誌や企業広報誌にて美容、健康に関する記事を執筆。


Instagram/@ ayaka__i.b03

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