パウダースノウと3,000m級の山々が連なる北アルプスの麓に、2024年12月19日、コンドミニアムとして贅を極めたラグジュアリーホテル「ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新」が誕生しました。‘温故知新’は、今、最も注目されるホテルプロデュース・及び運営会社のひとつとして注目され、国内にいくつもの個性派ホテルを手掛けています。
北海道ニセコに継ぐ国内屈指のスキー、スノーボードなど、ウインタースポーツリゾートとして知られる長野県白馬村に、ラグジュアリーホテルコンドミニアムとして、全38室が造られました。スキーシーズンのみならず、カヌー、カヤック、ラフティング、パラグライダー、登山、乗馬、熱気球などアクティビティが多い夏のグリーンシーズンも含め、世界中の観光客にアピールする白馬村。その中心街、アルパインエリア「エコーランド」にあり、八方尾根スキー場の山麓エリアの南側に位置することから、‘白馬八方尾根スキー場’と‘Hakuba47 ウインタースポーツパーク’の両方が楽しめます。村のメインストリートにはカフェやレストラン、ホテル、お土産ショップなどが立ち並び、白馬を賑やかなリゾート地としています。近年の発展が著しい白馬のこのエリアに、初のモダンなラグジュアリーホテルコンドミニアムとして誕生したのが「ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新」です。

客室はすべてが角部屋としてつくられており、どの客室からも白馬の村の様子や山々が見晴らせる明るい部屋造りが快適です。それらの客室はいずれも広く、16帖のLDKに寝室とキッチンを設えたスタンダードツイン(53.96㎡)に始まり、山々を見晴らせるビューバス付き+寝室3室、キッチン・リビングルームのある6名仕様の客室「ラ ヴィーニュ スイート」(144.89㎡)まで、客室タイプは7つ。まずは新築分譲ホテルコンドミニアムであることで、住環境としても十分に快適な広さが造られているのです。
ホテルコンドミニアムとは、客室を購入したオーナーが、自ら滞在するだけでなく、利用しない時にはホテルの客室として貸し出す仕組みのことを言います。





また1階には旬の信州食材を使用したフレンチ&鉄板焼きのレストランが併設されています。地元長野県産ワインを中心に国産ぶどうのみを原料とし、メイド・イン・ジャパンの1,000本以上の厳選ワインが選択できます。信州は食材の宝庫であり、新鮮な高原野菜はもちろん、プレミアム牛、プレミアムポーク、蕎麦、伝統食材などをフレンチベースのオリジナル料理として提供。コース料理からアラカルトまで、カジュアルにもてなされるビストロスタイルのレストランが好評です。
白馬までは松本始発のJR大糸線で南小谷行に乗りこみ、白馬駅からは送迎車で約5分程度の距離にあります。近年の大糸線列車内には外国人観光客の姿を多く見かけます。白馬村のホテルが点在するリゾート地域以外には、今尚昔ながらの素朴な雰囲気や信州の田舎らしい原風景も残り、観光客には幸いです。こうして新しさと素朴さの共存する信州白馬村を楽しむなら、今がいい!と思います。始発の松本駅から2両か3両編成の大糸線でのんびりと走り、北アルプスの雪山が徐々に近づき始めると美しい白馬連邦の輝きが目の前に現れます。


取材・文/せきねきょうこ
Photo: ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新
せきねきょうこ/ホテルジャーナリスト
スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て1994年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのアドバイザー、コンサルタントも。著書多数。
Instagram: @ksekine_official
DATA
ホテル ラ ヴィーニュ 白馬by 温故知新
長野県北安曇郡白馬村大字北城字新田3020-1116