今年もあっという間に3ヶ月が過ぎ去ろうとしており、待ち侘びた春がやってきました。

季節の変わり目ですが体調を崩されていないでしょうか。

東洋医学の世界において春は「肝」を養う季節。肝とはグループ名のような意味合いで、単に肝臓のことだけを指すのではなく、胆のう、筋肉、目、自律神経などが所属しています。つまり、春先はそれらの場所に不調が出やすいとも言えます。

また、肝は気の流れを調整して感情や血液循環のコントロールをする場所でもあります。

春先は進学、入社、引っ越しなど新しい環境でストレスがかかりやすくなると同時に、寒い日々から暖かい日々へ気候も大きく変動するため自律神経が乱れやすい時期ですが、それらを調整するためにオススメの食べ物が「酸味のあるもの」です。

お酢や梅干しなどはもちろん、柑橘類もそれに入ります。酸味は気血の流れをスムーズにしてくれると東洋医学では考えます。

中でも柑橘類は香りだけでも気持ちを明るく前向きにしてくれるパワーを持っているため、今回は「オレンジ」を使ったケーキをご紹介します。

ポイントはグルテンフリーで作るところ、フードプロセッサーで簡単に仕上げられるところです。(フードプロセッサーがキッチンに眠っている方いませんか??)

レシピの中ではてんさい糖を使用していますが、白いお砂糖をできるだけ避けることも気血の流れをスムーズにすることに繋がります。普段のおやつはもちろん、ちょっとしたお祝いの席でも食卓を華やかにしてくれるケーキです。

頑張りすぎて疲れたときに、自分へのご褒美として作ってあげるのも素敵な時間です。

フードプロセッサーで作る! 米粉オレンジケーキ

<材料>(15cmスクエア型1台分)

  • 無塩バター…100g
  • てんさい糖…80g
  • 溶き卵…75g
  • 塩…ひとつまみ
  • 米粉…100g
  • アーモンドプードル…10g
  • ベーキングパウダー…小さじ1/2
  • ラム酒…小さじ1(あれば)
  • オレンジのシロップ漬け…4~5枚
  • くるみ…適量

◆使用した材料や型

<準備>

  • オーブンを170℃に予熱しておく
  • スクエア型にオーブンシートを敷いておく
  • オレンジのシロップ漬けは、キッチンシートの上に広げて水気を切っておく
  • バターと卵は常温に戻しておく

<作り方>

①フードプロセッサーにバターとてんさい糖を入れて混ぜ合わせる。

底に材料が溜まりやすいので、時々ゴムベラやスプーンで底から全体を混ぜること。

②溶き卵を3回くらいに分けて加え、その都度しっかり混ぜ合わせる。1と同様に、時々底から全体を混ぜる。

③塩、米粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、ラム酒を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。フタを開けてゴムベラで全体を混ぜる。(混ざり切ってない所があれば、もう一度回す)

④型に生地を流し入れ平らに伸ばす。

⑤オレンジのシロップ漬けとくるみをトッピングする。予熱しておいたオーブンで35~40分ほど焼く。焼き上がったら冷まして、お好きな大きさにカットして召し上がれ♡

  • 仕上げにピスタチオをのせるとさらに可愛くなります♪
  • 写真は仕上げにアプリコットジャムを塗ってツヤを出しました。
  • しっかり冷ましてからお召し上がりください。一晩寝かせるとよりしっとりします。
  • 日持ちは作った日を入れて4日間です。手作りですのでお早めにお召し上がりください。
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プロフィール

美容料理家/ERICHE代表 松野エリカ

10代の頃、食べないダイエットの経験から食事の大切さを痛感し、大学・専門学校にて栄養学を専攻。将来料理教室で独立を決意。

20代は飲食店に勤務するほか、ドバイで自身のスイーツブランドをプロデュース。

また、10年間悩み続けた生理痛を食事で改善するほか、悩んでいた数々の不調を食事で改善させることに成功。その大切さを伝えるべく、2017年東京南青山にて、食べてキレイを叶えるお料理・グルテンフリースイーツ教室をスタート。今日に至るまで受講生は3500名を超える。

◆Blog : https://ameblo.jp/erica-cook/

◆Instagram : https://www.instagram.com/erica_beauty_cook/

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