モリモトのモデルルームにて2023年7月28日、前田紀至子さんによる連載「好きと共に暮らす」のトークイベントを行いました。司会にフリーアナウンサーの吉村 民さんを迎え、前田さんがアレンジしたモデルルームの見学、最後には記念写真の撮影や、前田さんからのサプライズプレゼントと盛りだくさん! そのイベントのようすをレポートでお届けします。




前田さんのこだわりがつまった過去23回の連載


イベントの前半は、連載を振り返りながらざっくばらんにトーク。来場者の皆さまが思わず笑いに包まれる場面もあり、終始和やかな雰囲気でした。


前田さん「私にとってSUMAUでは初めての対面イベントでとても楽しみにしていました。暑い中お越しいただいて、本当にありがとうございます」


吉村さん「まずはSUMAUの連載『<好き>と共に暮らす』を皆さんと一緒に振り返っていきましょう。連載はもう23回も続いているんですよね」


前田さん「読んでくださっているみなさんのおかげです。毎回たくさんの反響をいただいて連載を続けられています」


吉村さん「私も毎回楽しみにしていますが、紀至子さんはどんなテーマでも詳しくて驚きます」




前田さん「ミーハーなだけかもしれません(笑)」


吉村さん「ミーハーなだけでは成り立たないような深い知識が感じられる記事がたくさんありますよ。23回の間に照明やフラワーベース、タオルなどなど幅広く紹介していただいていますが、特に印象に残っているものはありますか?」


前田さん「シーリーのマットレスでしょうか。取材後に、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで買ったのですが、睡眠の質がぐっとあがったのでよかったと思います。毎晩のようにSUMAUの取材で購入したものだなって思い返しています」


吉村さん「シーリーからのインスタライブ配信の際にご一緒できたので、私も思い出深いですね。個人的には、塊根植物の回が印象的でした」


前田さん「私も奥が深いジャンルだなと思いました。ちょうど、植物を取り上げたいなというタイミングで、塊根植物が気になっていたんです。あの日のご縁で育て始めた塊根植物は今も元気ですよ。みなさんに今日笑顔でお伝えできてよかったです(笑)」




空間や色調のセンスは映画もヒントに


吉村さん「最近では絵の額装をされていましたよね」


前田さん「額装は私もすごく楽しかったです! プロがスタイリングしてくれるので、素人では選べないものがたくさんあって。家の雰囲気を伝えて、人によっては家のお写真を見せて相談するそうです。私の場合は、部屋に赤みのあるチェリー材の家具が多いので、そこになじむフェミニンすぎず味気なさすぎず、家にあるとテンションがあがるのがいいなと思いご相談したんです」


吉村さん「できあがった額装はどんなふうに飾っているんですか?」


前田さん「2つ額装をつくったのですが、1つは壁に、1つはスツールに立てかけて周りにフレグランスを並べてお気に入りゾーンにしています」




吉村さん「素敵ですね。連載もSNSも拝見していると、さまざまなテイストのアイテムを取り入れられていて、アンテナを地球規模ではっているんだなと感じます。どうやって情報を得ているんですか?」


前田さん「仕事柄、雑誌はひと通り目を通します。仕事でクライアントに企画書を提出するときにはピンタレストを使うことも多いですね。そのとき、目についたものはとりあえず保存して残しています。あとは映画も参考にしています」


吉村さん「私も仕事の関係で毎週新作映画を観ていますが、そういう観方をしたことがありませんでした!」


前田さん「映画だとゆとりのある裕福な雰囲気の家が多くて、子どもの写真や絵をバラバラの額装にいれて飾ってるのがおしゃれだな、とか。そんな風に空間の使い方や色づかいを参考にしています。撮影の方法も参考にしますね。映画のシーンを検索して、ロケ地の家を調べてみたりもします」


吉村さん「連載はきしこさんの興味のあるものをテーマにしているんでしょうか?」


前田さん「そうですね。特に高価格帯でなくても日常で取り入れられるものは、皆さんから評判が良いので、お香だったりタオルだったり…。あとは、ビュリーの回も、かなり反響をいただきました。じつは今回、その『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー』のアイテムをセレクトしてモデルルームに飾ったので、ルームツアーをしながら一緒に見ていただきたいです」


吉村さん「それはお店で、きしこさんがセレクトされたんですか?」


前田さん「そうなんです。これが部屋のここにあるときっといいな、と想像しながら選びましたので、ぜひ感想をお伺いできると嬉しいです」



前田さんらしく彩ったモデルルームツアー


ここから、前田さんがオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのアイテムで彩ったモデルルームへ移動し、自由にモデルルームを見学。

リビングには夏にさわやかさも感じられる柑橘系の香りの香水を。家に帰ってひと息つきたいときにも、また寝香水にするのも前田さんのおすすめです。




キッチンにはバジルをつかった野菜の香水。来場者の皆さんもかわるがわる香りを試して、部屋中が良い香りに包まれました。




ベッドサイドには前田さんも愛用しているコーム。またお部屋の随所にボディミルクやローションを配置。これは前田さんが「気づいたときに手に取ってスキンケアができるように」という自分自身が実践していることでもあるそう。




来場者様と前田さんは近い距離で、何気ない会話も弾みました。




いま実際に物件探しをしているという前田さんに来場者様から「家探しで重視するポイント」について質問があり「立地と広さ、そして金額の兼ね合いが大切。ヴィンテージは自分のお部屋は良くても共用部がどうしても古くなるので、修繕費を考えると新築で探したい」と答える場面もありました。

また「私自身も、モデルルームを見る機会がないので楽しかった」と感想を話していました。


文章の書き方のこだわりも 来場者様からの質問にお答え


イベントの最後には質問タイムも。来場者様からさまざまな質問がありました。


来場者様「パジャマについて何かこだわりがあれば聞かせていただきたいです」


前田さん「私はその日の体調によっては、生地のざらつきが気になるときがあるので、肌当たりのいいものがいいなと思います。サラッとして寝心地がよくて、デザインよりは快適さ重視でしょうか。めんどくさがりなので、シルクは憧れますが手間がかかるので、素材は綿で乾燥機もかけられるとなお嬉しいですね」




来場者様「前田さんがレコードをかけているのを見て、素敵だなあと思います。レコードプレーヤーはどう選ぶのが良いでしょうか」


前田さん「スピーカーにつなげば、レコードらしい音が楽しめるので最初は1万円台のものでも十分楽しめると思います。記事でもご紹介したオーディオテクニカの商品は、専門メーカーだけあってとても満足度が高いと思いますよ」


来場者様「文章を書くときに意識されてることを教えてください」


前田さん「よく聞かれるのですが、ひとつはリズムを大事にしていて、心の中でするする読めるかを意識しています。そもそも文章が苦手という方は、お料理に似ていると思っていただくとわかりやすいかと思います。お料理するときに行き当たりばったりで作ると焦げたり味がうまくつかなかったりしますよね。それと同じで事前に順番をシミュレーションしするとうまくいきやすいんです。導入を書いて、このタイミングでスパイスを入れよう、などと考えながら構成をしっかり練って、書くときにはそれをアウトプットしていくんです。最初は日記でもいいから構想を考えて文章を書いてみるのはどうでしょうか」


質問コーナーのあとには、来場者の皆さまへ特別なギフトをプレゼント。今回は前田さんの愛用品と同様にイニシャルを入れたコームを、前田さんから一人ずつ手渡ししました。




また、前田さん自ら用意したスキンケアセットをプレゼント。どよめきと喜びの声であふれました。

さらに、サプライズプレゼントとしてモデルルームのコーディネートに使用したビュリーのアイテムをお土産にひとつずつお渡しし、最後まで楽しい雰囲気のままイベントは終了しました。




今後もモリモトおよびSUMAUでは、オンラインで気軽に楽しめるものやモデルルームツアーなど、素敵なイベントを企画しています。イベント開催情報はSUMAUのインスタグラムを中心に配信していますので、ぜひフォローしてお待ちください。



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