SUMAUでのお花の連載、第二回目はベッドルームです。 ベッドルームはリラックスをテーマにお花を選びました。



ボリュームがありながらも華美すぎないアレンジ



リラックス出来る色、ラベンダーやグリーンのお花で6月~7月がシーズンのスモークツリー、アジサイ、合わせてチースも加えました。
夏になるにつれて、気温が高くなるとお花は長く持たなくなります。そんな時期にも長く楽しめるようにベッドルームの大きな花瓶はそのままドライにできる花材にしました。


ドレッサーの上にも優しい色味のお花を組み合わせて生けました。フラワーベースは落ち着きのあるテラコッタ調のミルクボトルのような形をしたものを選びました。

お花はチース、トルコキキョウ、ポピー、ペニセタム、サラセニア。サラセニアは食虫植物の1種で、個人的に”きも可愛い”と思っています。可愛らしいお花たちに加えてポイントになるようにしました。ファッションのコーディネトで言うと甘辛ミックス的な感じです。
そして、今回ベッドルームの中で何箇所か花瓶を置いたので、統一感、まとまり感を大切にしました。例えば大きな花瓶とドレッサーの上の花瓶のお花はチースが共通です。

花瓶が入る前の写真がこちら。
ドレッサーの横のスペースに大きな花瓶は空間のポイントにもなりました。





寝具と色を合わせたベッドサイドのお花

続いては、ベッドサイドです。
すっきりと贅沢な空間を演出するために、ボリュームのあるお花を生けました。フラワーベースはブラッククリアになっているシックなものにしました。お花の色味をベッドシーツやピローケース、クッションなどと合わせると落ち着きが出ます。

お花はチース、ベラドンナ、トルコキキョウ、フロックス、アルストロメリア、アジサイ。


リラックスタイムを演出するコーディネート

最後にベッドルームにあるコーヒーテーブルの上にもドレッサーの上と同じ素材で形違いのフラワーベースにお花を生けました。
こちらはベースもライトブルーで遊び心のあるものを選びました。

同じ種類のお花を生ける場合も場所によって、イメージやフラワーベースを変えるとまた違った表情が見られて楽しいです。
お花を選ぶとき私は直感も大切にしていますが、どんな空間にしたいか?イメージを膨らませるとより贅沢な充実した暮らしの場所へとなると思います。



たくさんのお花をバランスよくまとめる「スパイラル」

前回は一輪や数本のお花、そして同じ種類のお花を生けていましたが、今回はたくさんの種類のお花を組んで生けました。
前回も今回も組み方は同じなのでスパイラルに組んでいます。色々な種類のお花を束ねる場合、茎も硬かったり柔らかかったりと様々なものがあるので茎が潰れたりしないようにもスパイラルはおすすめなので簡単に説明したいと思います。

スパイラルとは日本語で螺旋という意味のまま、お花がらせん状になるように茎を入れて組んでいきます。
最初に利き手でない手に(私の場合は右利きなので、左手に持ちます)1本持ち、その上に左上がりに次の茎を重ねていきます。

3本目からは繰り返しで2本目の上に同じように左上がりに次の茎を重ねます。

繰り返して、完成です。
あまり強く握らないで空間を意識してふわっと組むのがポイントです。良ければ試してみてくださいね!

次回はどんな場所にお花を生けるか今から楽しみです。また次回もご覧いただけたら嬉しいです。

木野園子 (qui no)
女子美術大学美術学科卒業後、モデルとして活躍。
2016 年から BUENO-F にてフローリストアシスタント。DILIGENCE PARLOUR
で働く。 撮影や展示会用の装花やウエディングブーケなどの個人オーダーを受けるようになり2020 年に、qui no(キノ)を立ち上げる。
フランス語で qui をキと発音することからキノという名前で qui は誰という意味。
いろんなシチュエーションに花を。
そして贈ることももっと気軽に。誰、木、野原、野花という文字にそれぞれ思いを込めた花屋。

https://www.instagram.com/kinosonoko/
https://www.instagram.com/quinoflowerkinosonoko/

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