毎日のお弁当作り、献立に悩んだり、朝になってバタバタしたり…負担になっていませんか？
そんな時は週末に作り置きをして、平日の慌ただしい朝を乗り切りましょう！
彩りのよいおかずを作り置きしておけば、詰めるだけで簡単に見栄え弁当が出来上がります。
今回は、簡単に作れて日持ちするおかず3品と、お弁当がより美味しそうに見える詰め方のコツもご紹介します。
作り置きをする際に気を付けるポイントは、５月の連載の記事でご紹介しています。
そちらを参考にご覧ください。
【秋冬野菜で根菜ラタトゥイユ】
旬の根菜を使って秋冬のラタトゥイユを作りましょう。他に、キノコやカボチャを入れても美味しく仕上がります。
味噌を入れる事で、ごはんにも合う味付けに。
〈材料〉
・玉ねぎ 1/2個
・人参 １本
・ごぼう １本
・レンコン １節
・ニンニク １片
・トマト缶 １缶
・ローリエ（あれば）１枚
・塩 小さじ１
・砂糖 小さじ２
・味噌 小さじ１
・オリーブオイル 適量
〈保存〉
冷蔵庫で５日程
〈作り方〉
① 玉ねぎをくし切りにする。人参、ごぼう、レンコンを食べやすい大きさに切る。
② ニンニクをみじん切りにする。
③ 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で炒める。
④ ニンニクの香りがでたら、野菜を入れ炒める。
⑤ トマト缶、ローリエ、調味料を入れてゴボウが柔らかくなるまで弱火で煮る。
（水は足さず、トマト缶の水分で煮る。煮詰まりそうだったら蓋をして煮る。）
⑥ 水分が飛んで、馴染んだら出来上がり。
【カボチャとナッツのクリーミーサラダ】
カボチャサラダにクリームチーズとナッツをプラスしてワンランクアップ！
チーズを入れる事でコクがでます。
〈材料〉
・カボチャ（皮と種を取って） ３００ｇ
・お好みのナッツ（クルミ、カシューナッツ、アーモンド等） ２０ｇ
・クリームチーズ ３０ｇ
・マヨネーズ 大さじ1～２
・塩 小さじ1/4
・こしょう 少々
〈保存〉
冷蔵庫で３日程
〈作り方〉
① カボチャのワタと種を取り、皮をむき、３ｃｍ角程度に切る。
② クリームチーズを１ｃｍ角に切る。
③ ナッツはお好みの大きさに砕く。
④ カボチャを耐熱皿に入れ、６００ｗの電子レンジで７分程柔らかくなるまで温める。
⑤ カボチャが温かいうちにマッシュし、クリームチーズ、マヨネーズ、塩コショウを混ぜ合わせる。
⑥ 上からナッツを散らして完成。
【秋鮭とキノコのゴマ味噌焼き】
下味をつけることで、臭みが抜けて味が染み込み美味しくなります。味をつけたあとに冷凍保存することで、生魚をそのまま冷凍するよりも酸化を防ぐことができ、美味しさが長持ち。
鮭以外の魚でもOKです。
〈材料〉
・生鮭 ２切れ
・塩 少々
・キノコ（お好みのもの）
[調味料]
・味噌 大さじ２
・酒 大さじ１
・砂糖 小さじ１
・みりん 小さじ１
・白すりごま 小さじ２
〈保存〉
下味をつけて冷凍 １か月
〈作り方〉
① 鮭に塩を振り１０分程おき、出てきた水分をペーパーでふき取る。
② 調味料を混ぜ合わせる。
③ 鮭に②を塗り、食べやすい大きさに切ったキノコと一緒に保存袋に入れて密封させる。
④ 翌日に使う場合は冷蔵庫で保存する。
使わない場合は冷凍庫で保存する。焼くときは冷蔵庫で解凍してから焼く。
⑤ 〈焼き方〉鮭についている味噌を取る。
熱したフライパンに油をしき、鮭とキノコを焼く。焦げやすいので、弱火でじっくりと火を通す。
⑥ 鮭に火が通ったら完成。
【お弁当の盛り付け】
おかずを作ったら、お弁当箱に盛り付けましょう。
彩りよく詰められるコツをご紹介します。
・メインをしっかりと決める
お弁当の中で、メインとなるものを最初に決めます。
ご飯、メイン、副菜２品＋飾りの野菜（プチトマト等）という構成にするとバランスが良いです。
・大きいものから順番に詰めていく
最初にご飯を入れ、次にメインのおかず、その次に副菜のおかずというように
面積の大きいものから順番に詰めていくと盛り付けやすくなります。
① ご飯を詰める。
② メインの鮭とキノコを詰める。
③ 副菜のラタトゥイユとカボチャサラダを詰める。
④ 彩りで青菜を入れ、ごはんに黒ゴマを振りかける。
⑤ 完成！
・隣同士のおかずは違う色に。
お弁当の中で隣り合うおかずは、違う色のものにすると見栄えが良くなります。
重なってしまう場合は、間にプチトマトや青菜を茹でたものを入れると彩りのアクセントに。
作り置きおかずで、毎日のお弁当作りを簡単に楽しみましょう！
フードデザイナー 小口麻紀
武蔵野美術大学卒業後、都内のオーガニックレストランやカフェで調理と経営を経験したのち独立し、２０１８年ケータリング「minoriiro」として活動を始める。
企業向けのイベント、アパレルの展示会、ウエディングパーティー等でテーマに合わせたクリエイティブなディスプレイと華やかなフードでパーティーを彩る。
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