蒸し暑い日が続き、食欲がなくなり冷たいものばかり飲んだり食べたりしていませんか?
その結果、自律神経が乱れて体がバテてしまう「夏バテ」になってしまうことも。今回は、夏バテ防止・解消に効果抜群の手作り調味料「梅味噌ダレ」をご紹介します。とても手軽で簡単なレシピですので、アレンジレシピもあわせてぜひお試しくださいね。
混ぜるだけ!夏に万能な梅味噌ダレ
夏バテに負けない2つの食材「梅」と「味噌」。
◎梅
梅に含まれる「クエン酸」が疲労の元となる乳酸を体外に排出し、エネルギー源へと変える働きを持っています。
◎味噌
味噌を取ることで、腸内環境が整い免疫力がアップし、自律神経の働きも改善し夏バテしにくい体になります。
これらを混ぜるだけのとても簡単なレシピです。
〈材料〉(作りやすい分量)
・梅干し 実の部分50g(大粒のもの5粒程度)
・味噌 200g
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ2
・昆布 10cm程度のもの1枚
〈保存〉
冷蔵庫で1か月位
〈作り方〉
1、梅干しを包丁の背で叩き、種を取り出す。実を包丁で細かく刻む。
2、全ての材料を混ぜ合わせる。
3、昆布を入れて、冷蔵庫で保存する。(昆布を入れる事で出汁がでてうま味が増します)
日持ちするので、夏のシーズン冷蔵庫に常備しておきたい手作り調味料。
そのまま野菜につけて食べたり、冷奴にのせたり、炒め物の味付けにと幅広く使えます。
アレンジレシピ
揚げ茄子と梅味噌そぼろのレタス包み
〈材料〉(2人分)
・豚ひき肉 100g
・ごま油 小さじ1
・梅味噌 大さじ2
・レタス、サンチュ等 適量
・茄子 1本
・その他お好みの野菜
〈作り方〉
1、フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉を炒める。
2、そぼろ状になったら、梅味噌を入れて合わせる。
3、レタスを大きめにちぎる。
4、茄子を切って、油で揚げる。(皮目から揚げると綺麗な紫色になる)
5、レタスに茄子やお好みの野菜と梅味噌そぼろを包んで食べる。
梅味噌そぼろは、レタスに包めばおつまみに、ごはんに乗せればそぼろ丼としても。
冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめです!
めかじきとトマトの梅味噌焼き
〈材料〉(2人分)
・めかじき 2切れ
・ミニトマト 5粒程度
・大葉 1枚
・塩 少々
・梅味噌 大さじ1~2
・油 小さじ1
〈作り方〉
1、めかじきを半分に切り、塩をふり少しおき、出てきた水分をふき取る。
2、ミニトマトを1/4に切る。大葉をちぎる。
3、フライパンに油を熱し、めかじきを焼く。片面が白っぽく焼けたら、ひっくり返し
梅味噌をぬる。もう片面も焼けたら皿に盛りつける。
4、焼けためかじきの上にミニトマトと大葉を乗せ完成。
カラフルなトマトでお皿を彩れば、おもてなし感がアップします。
初夏のテーブルコーディネート
気張りすぎないけど、ちょっぴり華やかに。
器や盛り付け方、テーブル周りの小物に気を配るだけで料理がぐっと引き立ちます。
7月、暑い日々が続いているので見た目から涼めるようテーブルをコーディネートしていきましょう。
この季節はガラス製の食器を使うのがオススメです。透明感があるお皿を使えば涼しげな空間を作れます。
テーブルにセットするお皿が、陶器、磁器、ガラス、木等バラバラだとテーブルにまとまりが出ません。初心者の場合は、形は異なっても素材を統一すると自然とすっきり見えます。
いつものテーブルにクロスを敷けば、おもてなし感がアップします。
今回は、どんなコーディネートにも合わせやすい白いクロスを用意しました。
花やグリーンを花瓶に挿すのではなく、水を張ったガラスの器に飾ると涼しげなアレンジに。
爽やかなテーブルコーディネートと、夏バテ解消メニューで暑い夏を楽しみましょう!
フードデザイナー 小口麻紀
武蔵野美術大学卒業後、都内のオーガニックレストランやカフェで調理と経営を経験したのち独立し、2018年ケータリング「minoriiro」として活動を始める。
企業向けのイベント、アパレルの展示会、ウエディングパーティー等でテーマに合わせたクリエイティブなディスプレイと華やかなフードでパーティーを彩る。
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