モデル、ライターを経て、現在は旅や美容を中心とした暮らしにまつわるコラムやエッセイを寄稿している前田紀至子さん。お父様が大のインテリア好きで、ご自身も自然とインテリアに興味を持つように。この連載では、そんな前田さんとともに、毎回1つずつアイテムを決めて探求していきます。
第4回目は特別編として、これまでチェックしたインテリアとも相性抜群のアイテムを前田さんのウィッシュリストとしてピックアップ。
おうち時間をより一層充実させる食器や小物類、小型家具などを、前田さんのコメントとともにご紹介します。
リチャード ジノリ
オリエンテ イタリアーノ ヴェルミリオ フタ付きマグカップ ¥16,000(税抜)
オリエンテ イタリアーノ バリオ プレート27cm ¥9,000円(税抜)
繊細でありながら、イタリアらしい華やかでドラマティックな魅力を秘めたテーブルウエアブランド、リチャード ジノリ。
現在「グッチ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレによる“オリエンテ イタリアーノ(ORIENTE ITALIANO)”コレクションは、オリエンタルな伝統をモダンにアレンジしたプレイフルなシリーズ。
豊富なカラーバリエーションは気分や料理によって使い分けたり、カラーをミックスしたりと、様々な楽しみ方ができるから、マグカップもプレートもついつい集めたくなる。
ディプティック
エクスフォリエイティング ハンドウォッシュ 350ml ¥ 6,900(税抜)
https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/exfoliating-hand-wash.html
ガラス製キャンドルホルダー フレネル ¥48,000(税抜)
https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/fresnel-candle-holder.html
ハンドウォッシュが必須アイテムとなった今日この頃、もっとも気になっているのがディプティックの「アール デュ ソワン」シリーズから発売となったエクスフォリエイティング ハンドウォッシュ。
調香師が植物から生み出したうっとりするような香りとテクスチャー、優れたスキンケア効果が特徴でクラッシュしたオリーブ種子のピーリング効果で、手の古い角質や汚れを落とし、肌を滑らかに整えてくれるのだとか。まるでオブジェのようなガラスボトルにもうっとり。
また、190gのディプティック キャンドルを入れることでハロゲンランプのような光が生まれるガラス製のキャンドルホルダー フレネルも夜のリラックスタイムのお供にしたい。※キャンドル別売り
グローブ・トロッター
サン・モリッツ 13インチ ヴァニティケース ¥140,000(税抜)
https://jp.globe-trotter.com/online/products/detail/666
2019年秋冬限定コレクションは、70 年代のジェットセッターたちがスキーバケーションに出かけていたアルプスにインスパイアされたロマンティックなシリーズ。
マウンテングレーは雪山のグレーを、ミスティライラックは夜明け頃の霞がかった薄紫を、イエローは太陽の黄金の光を表現しているのだとか。
コスメや小物、手紙やジュエリーなど大切なモノを収納するケースとして使いながら、インテリアとして楽しめるビジュアルの良さはグローブ・トロッターならでは。
テネリータ
超甘撚り フェイスタオル ¥2,800(税抜)
https://www.tenerita.com/shop/onlinestore/item/view/shop_product_id/1
超甘撚り バスタオルロング ¥7,500(税抜)
https://www.tenerita.com/shop/onlinestore/item/view/shop_product_id/3
一度使ったら、もう手放せない! とファンが続出のテネリータの超甘撚りタオルシリーズからは、フェイスタオルとバスタオルロングをチェック。
「超」がつくほどに、贅を尽くした甘撚りタオルは、吸水性の高いたっぷりと贅沢なパイルの長さを保ちながらもしっとりと柔らかな肌触りをかなえる。
使うほどにしっとり感が増すやわらかな肌触りはお風呂上がりを至福のひと時に導いてくれるはず。
フェイスタオルは長い髪を包みこめる大きめサイズなので朝風呂やスピーディー派に。たっぷり体を包み込みたいならバスタオルロングを。
天童木工
バタフライスツール ¥47,000(税抜)
https://shop.tendo-mokko.co.jp/shopdetail/000000000031/
https://shop.tendo-mokko.co.jp/shopdetail/000000000030/
どんな雰囲気のインテリアでも不思議と馴染むスツール界の不朽の名作の一つ、天童木工のバタフライスツール。
同じ形の2枚の成形合板を真鍮金具でジョイントしたシンプルな構造は、柳宗理氏のデザインで1956年に発表されて以来ジャパニーズデザインのアイコン的家具として高い人気と知名度を誇るのは周知のことながら、見れば見るほど無駄なく洗練が極まった傑作。ルーブル美術館やニューヨーク近代美術館など、世界各地の美術館にコレクションされているのにも納得。
個人的にはローズウッド板目をリビングの片隅にさりげなく置きたいですが、ナチュラルなインテリアや和室にはメープル板目も素敵。
ボーコンセプト
PARIS ¥58,900(税抜)
https://www.boconcept.com/ja-jp/paris/370022400199075.html
ベッドルームに置くサイドテーブルなら、限られたスペースでもエレガントな存在感を放つボーコンセプトのPARISを。大理石のテーブルトップと軽やかなフレームのバランスはベッドサイドをラグジュアリーなムードに。
読みかけの本やウォーターボトル、スマートフォンなど何を置いても様になるデザインだからこそ、自分好みに仕立て上げたいもの。
テーブルトップはホワイトマーブル調とダークマーブル調の2種類。天板の色によってがらりと雰囲気が変わるから、ベッドフレームやベッドリネンと組み合わせてしっくり来る色を選びたい。
どれもこれもぜひ我が家に欲しい!と思うと同時に、買えば大満足間違いなしのものばかりだからこそ、ついお財布の紐がゆるくなってしまいそう。
気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
文・前田紀至子
前田紀至子インスタグラム:@ki45m
Note:https://note.mu/kishikomaeda