3月も中旬を過ぎてすっかり暖かくなり、桜の開花も待ち遠しくなってきましたね。4月から新生活を始める方も多いのではないでしょうか。
今回は、忙しくなりがちな朝にぴったりのレシピをご紹介します。週末におかずを作り置きしておけば、朝はパンを準備して盛り付けるだけ! 手軽に栄養たっぷりの朝食が食べられます。
美味しい朝食で、元気に一日をスタートさせましょう。
作り置きをする際に気を付けるポイントは、5月の連載の記事でご紹介しています。
そちらを参考にご覧ください。
【春野菜のピクルス】
〈材料〉
・アスパラガス 2本
・新玉ねぎ 1/2個
・スナップエンドウ 5個
・ラディッシュ 4個
・新人参 1/4本
・りんご酢 50cc
・水 40cc
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ1
・ローリエ 1枚
・粒こしょう 5粒程
〈保存〉
保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間程
〈作り方〉
①野菜を食べやすい大きさにカットする。
人参とスナップエンドウ、アスパラガスは、沸騰したお湯で軽く茹でる。
②保存容器に野菜を敷き詰める。
③調味液を鍋に入れ、沸かす。
④粗熱がとれたら、野菜に注ぎ入れる。
⑤上からラップをぴっちりとかける。
⑥冷蔵庫で3時間程置けばできあがり。
リンゴ酢を使うことで酸味がまろやかに。
他の酢で代用する場合は、砂糖の量をお好みで増やしてください。
好きな野菜で作り、常備しておけば簡単に野菜不足を補えます。
パンにハム等と一緒に挟んで、サンドウィッチとして食べても美味しいです。
【菜の花とベーコンのオープンオムレツ】
〈材料〉 20cm×13cmの容器
・卵 4個
・菜の花 5本
・玉ねぎ 1/4個
・ベーコン 50g
・マヨネーズ 大さじ1
・塩 小さじ1/4
・胡椒 少々
・ミックスチーズ 適量
・オリーブオイル 小さじ1
〈保存〉
保存容器に入れ冷蔵→3日程
ラップに包み、ジップロックに入れ冷凍→2週間程
〈作り方〉
①オーブンを200度に予熱する。
②玉ねぎを薄切りにする。菜の花は根元1cm程切り落とし、3cm幅で切る。
③ベーコンは3cm幅に切る。
④フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとベーコンを炒める。
⑤玉ねぎがしんなりしたら、菜の花の茎を入れ炒める。
⑥茎が柔らかくなったら、葉の部分も入れ炒める。
⑦ボールに卵、塩胡椒、マヨネーズを入れ混ぜ合わせる。
⑧炒めたものと卵液を混ぜ合わせる。
⑨耐熱皿にクッキングシートを敷き、流しいれる。
⑩最後にミックスチーズをのせて、予熱したオーブンで15~20分焼く。
【春キャベツのポタージュ】
〈材料〉4人分
・春キャベツ 1/2個
・玉ねぎ 1/2個
・牛乳 200ml
・水 300ml
・サラダ油 適量
・塩 小さじ1
・こしょう 少々
・コンソメ 小さじ1/2
・仕上げ用オリーブオイル 適量
〈保存〉
冷蔵庫で保存→2日程
ジップロックに入れ、平らにして冷凍庫で保存→2週間程
〈作り方〉
➀玉ねぎを薄くスライスする。キャベツは3cm角程に切る。
②鍋に油を敷き、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら、キャベツを入れ
キャベツがしんなりするまで炒める。
③ ②に水を入れ、塩、コンソメを入れキャベツが柔らかくなるまで鍋のふたをして弱火で10分程煮る。
④バーミックスかミキサーで撹拌しなめらかにする。
⑤牛乳を入れて、沸騰しないよう弱火で温める。
⑥胡椒をふり、オリーブオイルをたらして完成!
春キャベツをたっぷり食べられるポタージュ。
春キャベツは水分をたくさん含んでいるので、煮るとかさが減ります。
キャベツ以外でも、新じゃがいも、アスパラ、新ゴボウ等でも美味しく作れますよ!
お好みのパンと一緒に一皿に盛り付ければ、あっという間に彩り豊かな朝食が出来上がります。
パンに合う作り置きおかずで、一日の始まりを楽しみましょう!
(撮影・古本麻由未)
フードデザイナー 小口麻紀
武蔵野美術大学卒業後、都内のオーガニックレストランやカフェで調理と経営を経験したのち独立し、2018年ケータリング「minoriiro」として活動を始める。
企業向けのイベント、アパレルの展示会、ウエディングパーティー等でテーマに合わせたクリエイティブなディスプレイと華やかなフードでパーティーを彩る。
Instagram https://www.instagram.com/minoriiro_
Facebook https://www.facebook.com/minoriiro/