残暑厳しく相変わらず暑い日々が続いていますが、季節はゆっくり秋へ近づいているのを感じる今日この頃。
今年の夏も連日猛暑で夏疲れしている…なんて方も多いのではないでしょうか。
冷たいものや水分をたっぷり摂ると快適に過ごせる一方で、胃腸には想像以上の負担がかかっています。そしてその疲れが「夏疲れ」として全身に影響を及ぼしやすくなるため、
東洋医学では夏疲れした身体を休める意識で食事をすることがこの季節は大切だとされています。
そこでおすすめなのが「鶏肉」。鶏肉は温性と言って体を温める働きを持っているほか、
夏バテで失われる身体の「気」を取り戻すことに加え、余分な水分を外に排泄する働きも持ち合わせています。
私たちが元気に動けるのは目に見えない「気」のエネルギーのおかげ。
そしてそれは胃腸で作られています。そのため、夏疲れから脱出するには胃腸の働きを整えることが必要不可欠。
お腹が空いていない時は無理に食べずにあえて「休ませる時間」を設けるのも一つの手です。
今回のメニューは秋に美味しい旬のきのこと合わせてバター醤油煮に。
少ない材料でご飯がすすむメニューが完成するお手軽レシピをお届けします。

<材料>(2人分)
- 鶏もも肉…250〜300g
- エリンギ…1パック
- しめじ…大1/2パック
- 長ネギ…1本
*水…250ml
*醤油…大さじ1+1/2
*てんさい糖…小さじ1/2
*粉末和風だし…小さじ1/2
*料理酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 無塩バター…10g
<作り方>
1、長ネギ2cm幅・エリンギは一口大にカットする。しめじは手でほぐしておく。

2、鶏もも肉は余分な脂身を取り除き、大きめにカットする。

3、フライパンにサラダ油を敷き、鶏肉を皮面から焼く。長ネギも加え焼き色をつける。焼き色がついたら、エリンギとしめじを加え全体に油を馴染ませる。

4、*印の調味料を全て加える。蓋をして7分ほど煮込む。

7分経ったら蓋を開けてみりんを加え、全体に調味料を絡ませ仕上げにバターを加えて溶かす。器に盛り付けてお召し上がりください。(時間があれば一度冷ますと味がより一層染み込みます。一晩寝かせても美味しく召し上がっていただけます。)


プロフィール
美容料理家/ERICHE代表 松野エリカ
10代の頃、食べないダイエットの経験から食事の大切さを痛感し、大学・専門学校にて栄養学を専攻。将来料理教室で独立を決意。
20代は飲食店に勤務するほか、ドバイで自身のスイーツブランドをプロデュース。
また、10年間悩み続けた生理痛を食事で改善するほか、悩んでいた数々の不調を食事で改善させることに成功。その大切さを伝えるべく、2017年東京南青山にて、食べてキレイを叶えるお料理・グルテンフリースイーツ教室をスタート。今日に至るまで受講生は3500名を超える。
◆Blog : https://ameblo.jp/erica-cook/
◆Instagram : https://www.instagram.com/erica_beauty_cook/