秋は旬を迎える食材が豊富な季節です。 どれも秋ならではの深い味わいを持ち、食卓にそっと季節の彩りを添えてくれます。
人気連載・千 麻子さんの「うつわと料理」でご紹介してきたレシピの中から、 秋の恵みを楽しめる料理をセレクトしました。 毎日の献立に、旬の香りや色合いを取り入れてみませんか。
鰹カツと魯山人黄瀬戸輪花向付

私が魯山人を意識したのは美術史を学んでいた学生時代のこと。その頃は、祖母が亡くなった直後で、彼女の残したものを使うことで存在を身近に感じていた。そして私にしっくりきたのは祖母が手作りした器に料理を盛ることだった。食べ物を盛り付けてみると、合うもの合わないものがあって、ぴたりと収まる料理が入ると、不思議なほど器の魅力が増した。料理と器が互いの良さを引き出す面白さをこの時知ったのだ。それがきっかけで、日に日に食器に興味を持つようになり、学部の書庫で焼き物に関する本を手当たり次第読み漁った。
かぼちゃのパスタとジャン・ルイ・コケのディナープレート

暑さは続くものの、今年もすでに9月の半ばを過ぎた。つい先日まで蝉の合唱を聞きながら生活していたのに、今では鈴虫の音と共に床につく。買い物に出れば、ハロウィンにまつわる商品が目に付くようになってきた。一日一日を懸命に過ごすうちに季節は移り変わり、もう秋になっていたのだ。
茄子のモージュと絵高麗鉢

ちょうど4年前の今頃、新婚旅行でスリランカに行った。新婚旅行っぽく海辺のリゾート?それとも行き慣れている国?など意見が出たが最終的には自然と文化を満喫できる場所にしようと意見が一致した。
北海道よりも小さな国土に世界遺産が8つもあり、インフィニティープールの生みの親でもあるジェフリー・バワの建築が沿岸を中心に点在しているスリランカ。さらに世界の輸出量2位を誇る紅茶の産地であり、医食同源アーユルヴェーダも楽しむことができる。
















