Season's Home Deli

2017.02.01

バレンタインにもぴったり
愛情たっぷりぬくもりごはん

いよいよ本格的な寒い冬空の日々が続いていますね。

今月は心もカラダも温まる癒し溢れる3つのお料理で、寒い夜を豊かに彩る提案を

させていただきたいと思います。

 

とろりチョコが溶けだす

あつあつチョコフォンダン

 

メインは、ホットな気持ちを伝えるバレンタインにぴったりのフォンダンショコラ。

とろりと濃厚なチョコレートが生地の間から溶け出す様にワクワクが止まりませんよ(笑)

材料をフードプロセッサーで撹拌するだけでできてしまうこのスイーツは、

行程が少なく簡単で作りやすいレシピです。

オーブンに入れたら20分弱で完成! ホワホワに膨らんだ生地がしぼみ始める前に、

大切な方に食べていただいてくださいね。

 

 

中にはとろとろチョコがたっぷり。 やけどしないように気をつけて!

中にはとろとろチョコがたっぷり。
やけどしないように気をつけて!

 

 

今月のメインRecipe :フォンダンショコラ

 

材料(300ccの耐熱容器3個分)

<生地>

薄力粉……………………………………………75g

きび砂糖…………………………………………45g

ベーキングパウダー……………………………小さじ1 1/2

ココアパウダー…………………………………大さじ1

塩なし生カシューナッツパウダー……………大さじ1 1/2(カシューナッツをフードプロセッサーで撹拌してパウダー状にする)

牛乳………………………………………………125cc

バター(無塩・有塩どちらでも)……………35g(電子レンジで溶かす)

卵…………………………………………………1個

バニラエッセンス………………………………小さじ1

 

<ココアシュガー>

ココアパウダー…………………………………大さじ2 1/2

きび砂糖…………………………………………90g

*ビニール袋に入れてよく混ぜ合わせておく

 

熱湯………………………………………………250cc

 

作り方

<生地>

1.フードプロセッサーに薄力粉とベーキングパウダーを入れて3秒撹拌し、ココアパウダー、

きび砂糖を加えて10秒撹拌する。

2.1に溶かしたバター、牛乳、卵、バニラエッセンスを加えて20秒撹拌する。

3.用意した耐熱容器に2を流し込む(器の半分くらいまでの量になる)

 

<組立て&焼成>

オーブンは180℃にセットする。

1.生地の上面に、ココアシュガーをのせ、上から熱湯を注ぎ入れる。

2.天板に1を乗せ、オーブンで15〜20分、膨らんだ生地に竹串を刺してみて

何もついてこなくなったら完成。

 

プラスワンINFO

*砂糖とナッツの種類はお好みのものでOKです。

*薄力粉とベーキングパウダーはあらかじめふるっておく必要はありません。

フードプロセッサーに一緒に入れて撹拌すればOKです。

*熱湯は天板に流して湯煎状態にするのではなく、器の中に注ぎ入れます。お間違えなく!

*器にバターなどを塗っておく必要はありません。生地は直接流し込んでOKです。

 

 

スパイスを利かせた

ヘルシーサラダ

 

03

 

次にご紹介するのはオーブン焼きにしたかぼちゃのサラダ。

まぶしたスパイスとミントがアクセントとなりエキゾチックな仕立てのサラダになりました。

最後にエクストラバージンオリーブオイルを少量かけるだけで全体の味にまとまりがでて美味しくなりますので、ドレッシングを別に用意する必要はありません。

スパイスを使いなれると塩もオイルも少量で味が決まるので、ダイエットをなさっている方には

良いアイデアとなるかもしれませんね!

 

かぼちゃのオーブン焼きサラダ仕立て スパイス&ミントの香り

 

材料(4人分)

かぼちゃ……………………………………600g(12枚。電子レンジで1分加熱後スライスする)

ベビーリーフ………………………………1袋

フレッシュミントの葉……………………1パック

カッテージチーズ…………………………150g

クミンパウダー……………………………ひとつまみ×4

パプリカパウダー…………………………ひとつまみ×4

塩……………………………………………少々

オリーブオイル……………………………大さじ4

エクストラバージンオリーブオイル……適量

 

作り方

オーブンは210℃にセットしておく

1.天板にオーブンシートを敷き、オリーブオイルを両面に塗ったかぼちゃを

重ならないように並べて全体に塩少々をかける。

2.1をオーブンで10分焼く。

3.盛付け皿にベビーリーフを乗せ、2のかぼちゃを並べる。

4.カッテージチーズ、ミントの葉、スパイス2種をのせて最後にエクストラバージンオリーブオイルを少量かける。

 

プラスワンINFO

* かぼちゃはラップに包まれた状態で丸ごと電子レンジに入れ、

1分加熱してから包丁を入れると切りやすいです。

 

 

コクと香りを存分に味わう

絶品チーズリゾット

 

04

 

最後にご紹介するのは、パルミジャーノレッジャーノの香り豊かなリゾット。

美味しく仕上げるコツはごちゃごちゃ混ぜないことと、削りたてのパルミジャーノを使うこと。

ブラックペッパーできりりと締まった、シンプルな味を堪能してくださいね!

 

パルミジャーノレッジャーノのリゾット

 

材料(4人分)

白米……………………………………………………1カップ(日本米でOK。洗わないこと)

パルミジャーノレッジャーノ(塊)………………150g(飾り用スライス6枚以外は削っておく)

玉ねぎ…………………………………………………1/2個(80g。みじん切り)

熱湯……………………………………………………3カップ〜

白ワイン………………………………………………1/4カップ

顆粒コンソメ…………………………………………小さじ2

塩・こしょう…………………………………………各適宜

オリーブオイル………………………………………大さじ3

 

作り方

1.大きめのフライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎが透き通るまで中弱火で炒める。

2.1に白米を加え、全体にオイルが回るように炒める。

3.2に白ワインを加えて沸騰したら、2の白米が隠れるくらいの量の熱湯を注ぎ入れ、

コンソメを加えて軽くかき混ぜて10分〜15分ほど弱火で煮る。

途中、熱湯が足りなくなってきたら適宜足す。足すたびに軽くかき混ぜる。

4.白米がアルデンテになったら削ったパルミジャーノの2/3量を加えて混ぜ、

塩加減を確かめてから塩こしょうを加えて調味する。

5.盛付け皿に出来上がったリゾットを盛付け、削ったパルミジャーノの残りと飾り用

スライスをのせて黒こしょうをふる。

 

 

 (文・ 久須美光子 写真・松永直子)

 

 

recipe&cooking

料理研究家/フードコーディネーター

久須美 光子

 

東京都港区生まれ。料理は1990年頃より和・洋・中・インドとジャンルを問わず習い始め、2003年に渡豪。シドニーで出会ったギリシャ人女性シェフから、モロッコやトルコを含む地中海料理全般を教わる。帰国後、フードコーディネーター資格を取得し、会員制地中海料理教室をスタート。フランス食品振興会主催コンテストなどでの受賞歴を持ち、数々のメディアで活躍する一方で、最近は男性向け家庭料理教室も開講している。

 

 

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