SUMAU'S SCENE

2016.09.26

TOKYO 2020
大きく変化する街・東京さんぽ

リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックも閉会し、いよいよ東京五輪も4年後に迫り、今、東京が大改造されています。消えていく建物、新しく生まれ変わる施設。日々大きく変わりゆく東京の街。期待を胸に渋谷・豊洲エリアをさんぽしてきました。

 

大規模再開発中の渋谷駅前。高さ230mの駅ビル屋上には展望施設がOPEN予定。

大規模再開発中の渋谷駅前。高さ230mの駅ビル屋上には展望施設がOPEN予定。

 

渋谷駅西側も大工事中。渋谷駅の東側と西側をつなぐ駅ビルが完成予定。

渋谷駅西側も大工事中。渋谷駅の東側と西側をつなぐ駅ビルが完成予定。

 

東京大改造2020

大きく変貌する渋谷駅周辺

 

まずは、大規模工事中の渋谷駅前からスタート。

 

渋谷駅には、日本最大級の施設が誕生する予定です。

 

駅直結で、東側には地上47階・地下7階・高さ約230m、西側は地上13階・地下5階・高さ約76mの高層ビル。

 

その間の山手線・埼京線の線路を覆う形で、中央に地上10階・地下2階・高さ約61mの駅ビルが予定されています。

 

跡形もない旧東急プラザ(左)と未だ残る旧東急東横線駅舎の柱(右)。

跡形もない旧東急プラザ(左)と未だ残る旧東急東横線駅舎の柱(右)。

 

改装中の渋谷PARCO。2019年、地上20階・地下3階の新ビルとなって登場します。

改装中の渋谷PARCO。2019年、地上20階・地下3階の新ビルとなって登場します。

 

高層ビル、東棟の45.46階は、屋外展望施設となり、スカイツリーや新国立競技場、富士山まで眺望できる世界的な観光名所となりそうです。東棟は2019年完成予定。

 

渋谷PARCOも新ビル(地上20階・地下3階)への建て替えのため、今年8月から改装が始まりました。こちらも2019年完成予定です。

 

1964年の東京五輪会場、代々木第一体育館。丹下健三氏による美しいフォルムは原宿のシンボル。隈研吾氏らの建築家グループが、世界遺産登録に向けて活動を始めています。

1964年の東京五輪会場、代々木第一体育館。丹下健三氏による美しいフォルムは原宿のシンボル。隈研吾氏らの建築家グループが、世界遺産登録に向けて活動を始めています。

 

1964年東京五輪当時の活気と残り香を感じる代々木公園~代々木体育館。

1964年東京五輪当時の活気と残り香を感じる代々木公園~代々木体育館。

 

代々木公園内にはオリンピック選手宿舎が保存されています。

代々木公園内にはオリンピック選手宿舎が保存されています。

 

1964年の東京五輪の面影を探して、原宿方面へ向かいました。

 

当時の会場となった、国立代々木競技場第一・第二体育館を見学。丹下健三氏設計の吊り橋構造を用いた美しい姿は、50年以上たった今もなお斬新で、原宿のシンボルです。

 

代々木公園の園内には、東京五輪で選手村として使用された建物が保存されています。オランダ選手の宿舎だったそうで、可愛らしい平屋の建物です。

 

 

東京都内JR路線で最古の木造駅舎、原宿駅。新駅舎が建設されます。

東京都内JR路線で最古の木造駅舎、原宿駅。新駅舎が建設されます。

 

明治神宮外苑の新国立競技場の工事現場。隈研吾氏によるスタジアムが完成します。

明治神宮外苑の新国立競技場の工事現場。隈研吾氏によるスタジアムが完成します。

 

1906年に開業した原宿駅。1924年に表参道口に立てられた洋風の駅舎は、都内JR路線では最古の木造駅舎。

 

2020年までに新駅舎を建設することが発表されており、趣のある現行の駅舎がどうなってしまうのか、気になります。

 

新国立競技場予定地は、更地となり、着々と工事が進んでいました。隈健吾氏設計のスタジアムの登場に期待が膨らみます。

 

(左)現在の「東京の台所」築地市場。移転後は、豊洲、有明を結ぶ環状2号線が通る予定。 (右)市場名物のオープンボディのターレ(ターレットトラック)。

(左)現在の「東京の台所」築地市場。移転後は、豊洲、有明を結ぶ環状2号線が通る予定。
(右)市場名物のオープンボディのターレ(ターレットトラック)。

 

移転先問題で揺れている豊洲市場の水産卸売場棟(左)と青果棟(右)。

移転先問題で揺れている豊洲市場の水産卸売場棟(左)と青果棟(右)。

 

豊洲市場の管理施設棟。湾岸エリアは大きく変わっていきます。

豊洲市場の管理施設棟。湾岸エリアは大きく変わっていきます。

 

築地・豊洲・有明

湾岸エリアは東京五輪に向けて大開発中

 

築地市場の移転問題で渦中にある豊洲も、東京五輪の会場予定地。

 

交通インフラも整備され、東京メトロが有楽町線を豊洲駅と半蔵門線「住吉」駅まで延伸する予定であり、地上にはBRT(バス・ラピッド・トランジット)が導入されます。

 

自動車道路も環状2号線、首都高速10号晴海線が開通予定です。

 

有明通りの上には、首都高速10号晴海線が開通予定。

有明通りの上には、首都高速10号晴海線が開通予定。

 

未来都市を思わせる豊洲エリア。

未来都市を思わせる豊洲エリア。

 

延伸予定であったゆりかもめに代わり、BRT導入と東京メトロ延伸で交通インフラを整備。

延伸予定であったゆりかもめに代わり、BRT導入と東京メトロ延伸で交通インフラを整備。

 

 

有明通りの上には首都高速10号晴海線が建設中で、夕暮れの空に浮く柱は、未来へ向かう矢印のように見えました。

 

今でしか見ることのできない貴重な景色です。

 

2020年までに大きく変化していく街、東京。目に焼き付けておきたい景色がここにあります。

 

(写真・文/川野結李歌)

 

 

Profile:川野結李歌

横浜生まれ。大学卒業後(美術史専攻)、2013年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。雑誌を中心に、ポートレート、映画、アート、建築など幅広く撮影。趣味は海外旅行、スケッチ、愛犬との昼寝。

 

 

 

関連記事一覧