デザインインフォメーション
テキスタイルにまつわるクリエイターが集結
布の祭典「布博」が、好評開催中！
布の博覧会「布博」は、テキスタイルにまつわるクリエイターたちが一堂に揃い、オリジナルの布や小物などを販売する布の祭典。編集・イベント企画・店舗運営などを手がける手紙社が、2013年から始まって今回で７回目です。 夏も真っ盛りの今週末、「布博」を訪れてみてはいかがでしょう。
布にまつわる作品を多数、展示・販売する「布博」が町田パリオで開催中。
２週連続での開催
１週目は「スカートに恋をする週末」
今夏は東京・町田パリオにて２週連続で開催。第１弾「スカートに恋をする週末」に訪れました。
4Fのメイン会場は、可愛らしい布・布・布だらけ。色と柄に溢れた場内は、半年に一度の開催を待ちわびていた人で賑わっていました。
日本を代表するテキスタイルデザイナーによるオリジナルのテキスタイルは、ここでしか出逢えない素敵なものばかり。
「KAYOAOYAMA」の夏らしい軽やかな柄を集めた布たち。
日本の伝統柄を北欧風デザインにした「Tetra-milieu」は、ハギレパックを販売。
モードな色合いと直線が抽象的な「KESHIKI design by YUMI YOSHIMOTO」。
4Fメイン会場は開催を待ちわびた人々でにぎわっています。
布の切り売りはもちろん、端切れセットも売っています。
「どんなものを作ろうか」会場を一店一店、回りながら、出逢いとインスピレーションに心が躍ります。
大人っぽい色の可愛らしい花柄モチーフの「chihiro yasuhara」。
キッチン用品も充実、「H/A/R/V/E/S/T」のコースター。
麻や帆布のしっかりした生地に北欧デザインの「mormon print」。
足元もカラフルに「イイダ傘店マーケット」。防水ビーチサンダルと。
靴下パーラーの履いているだけで元気になりそうな靴下たち。
布を使った商品も販売しています。ワンピースやスカート、キッチン用品やポーチにバッグ。日常に欠かせない実用的なものばかりです。
お子さま用の帽子やスタイ、洋服も販売しています。
ワークショップも開催しています。
「オパール加工」という布に透かし模様をつける加工法でハンカチを作ったり、シルクスクリーン印刷でイラストをプリントしてオリジナル手ぬぐいを作れます。
丸いシルエットのトートバックは「JUBILEE」。
子ども用グッズも目白押し。「トモタケ」の帽子は親子でお揃い。
「kitu-tuki」のスタイ。
ワークショップも充実。高旗将雄氏のシルクスクリーン印刷
「KIRIN moogy」では、「オパール加工」という布に透かし模様をつける加工を実践。
８月５日からは
「織りと刺繍と手芸の週末」が開催中
３Fはブローチ博・耳飾りパーティ会場。人気作家たちの丁寧な手作業による品々は、陶器や植物、金属など素材もさまざま。
テーブルいっぱいに散りばめられた中から自分のお気に入りの一つを探すのは、宝さがしのようでワクワクします。
今週末の8月5日（金）から７日（日）にかけては、第２弾「織りと刺繍と手芸の週末」が開催されます。
一針一針、丁寧に縫われた品々は美しい絵本の世界のようなので、ぜひお楽しみに。
（写真・文／川野結李歌）
ブローチ博・耳飾りパーティ会場は人気作家のアクセサリーが並んでいます。写真手前は、砂糖菓子のような繊細な磨りガラスの八木麻子氏のアクセサリー。
「F＆F」の木の実などの植物を使ったピアス。
カジュアルにもエレガントにも着こなせる金属のアクセサリーは「mitome tsukasa」。
タイルのようなつるりとした質感に、北欧のテキスタイルのようなモチーフが描かれた「kurogoma.」。
真鍮に銅版画の技法で凹凸のある繊細なデザインを施した「morinosu」。
木にペンキを塗った上からハンダコテで焦がして描いたイラストが可愛らしい「結城琴乃」。
Profile：川野結李歌
横浜生まれ。大学卒業後（美術史専攻）、2013年よりフリーランスのカメラマンとして活動中。雑誌を中心に、ポートレート、映画、アート、建築など幅広く撮影。趣味は海外旅行、スケッチ、愛犬との昼寝。
布博
会期：第１週・７月29日（金）〜7月31日（日）
第２週・8月5日（金）～8月7日（日）
会場：町田パリオ
住所：東京都町田市森野1-15-13
小田急線・JR横浜線「町田」駅徒歩1分
時間：10：00〜18：00 [5日（金）、7日（日）] 、10：00〜19：00 [ 6日（土）]
入場料：500円（小学生以下無料）
