HAPPY GARDEN DIARY

2017.04.12

新生活のスタートに
ギフトにもなる寄せ植えを

春4月、新たな生活のスタートを切る方も多いと思います。そこで今回は、何かとお祝いごとの多いこの季節のギフトにもぴったり、春の寄せ植えを紹介します。

 

春をいっぱいに詰めこんだ

パステルトーンの寄せ植え

 

日中は、あたたかい陽射しを感じる日も多くなり、

ガーデニングショップに並ぶ植物も彩り豊かになってきました。

いよいよ、春本番です。

 

まずは、そんな季節のご挨拶にもおすすめしたい

パステルカラーの小花の寄せ植えを紹介します。

使用するコンテナは、レトロな白いブリキのバスケット。

大きさもコンパクトで、ベランダガーデンのアクセントにもなり、

ちょっとしたギフトに最適です。

 

今回は、かわいらしいピンクの花と葉っぱが特徴的な「エティオネマ スキストサム」に、

十字型の花が愛らしい「ヒナソウ」、そして、白い可憐な花を咲かせる「カーペットカスミソウ」の3種類を選びました。

 

左から、エティオネマ スキストサム“ピンクファンファン”、ヒナソウ、カーペットカスミソウ

左から、エティオネマ スキストサム“ピンクファンファン”、ヒナソウ、カーペットカスミソウ

 

ボリュームのあるヒナソウを中心に、株分けできるエティオネマ スキストサムと

カーペットカスミソウは、ふたつに分けてそれぞれサイドにレイアウト。

株分けして植えることで、少ないポット苗、小さなコンテナでも、華やかさを演出できるのです。

 

あらかじめ、色のトーンをそろえた植物選びをしているので、

ビギナーにも失敗が少ないのもうれしいところ。

 

出来上がったら、たっぷり水やりをして、日当り、風通しのよい場所へ。

その後の水やりは、土の表面が乾いたところで行えばOKです。

 

贈りものにする場合は、ピックやカードを添え、ラッピングしてお渡しすると喜ばれそうです。

 

根の位置を確認して、丁寧に株分けする。

根の位置を確認して、丁寧に株分けする。

 

 

人気のインテリアプランツ

モンステラを寄せ植えギフトに

 

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次にご紹介するのは、引っ越しのお祝いにもぴったり、観葉植物の寄せ植えです。

 

メインはエキゾチックな雰囲気で人気のモンステラ。

生命力にあふれ、元気をもらえる植物ですが、生長スピードが速いため、

根元部分が寂しくなることも。

そこで、根元に3つの観葉植物を寄せ植えして、変化球的に楽しみたいと思います。

 

モンステラにプラスしたのは、同じく観葉植物のツデ、コンシンネ、トラディスカンティア。

葉っぱだけだと寂しい印象になるので、葉の形や色に特徴のあるものを選ぶのもポイントです。

 

奥がモンステラ、手前左から、ツデ、コンシンネ、トラディスカンティア

奥がモンステラ、手前左から、ツデ、コンシンネ、トラディスカンティア

 

ここで、植え方について再度復習を。

鉢を用意したら、穴をふさぐネット敷き、その上に鉢底石を重ねます。

鉢底石は石のままいれてもいいのですが、下の写真のようにネットにいれておくと、

植え替えの際、再利用できて便利です。

 

また、モンステラは、根が土の中だけでなく、空気中に出てくることがあるため(=気根)、

寄せ植えの際は、この気根をあらかじめカットしておけばすっきりします。

 

(左)土を入れる前に水抜き用の穴をふさぐネットを敷き、さらに鉢底石をいれる。 (右)モンステラは、気根をカットしておけば、寄せ植えがしやすい。

(左)土を入れる前に水抜き用の穴をふさぐネットを敷き、さらに鉢底石をいれる。

(右)モンステラは、気根をカットしておけば、寄せ植えがしやすい。

 

 

培養土を半分くらい入れたら、モンステラを中央に植えこみ、

根元部分にコンシンネとツデを、さらに手前に垂らすように、

トラディスカンティアをレイアウト。

バランスを見ながら、しっかり植え込んでいきます。

 

観葉植物は室内で育てるため、鉢一杯に土を入れるのではなく、

土の量を控えめにし、ウォータースペース(水しろ)を確保することも大切です。

どれくらい取るかは、鉢の深さによりますが、

今回のような深い鉢は土がたっぷり入るので、10センチくらいと考えればよいでしょう。

 

観葉植物の植え替えは、暖かくなってきて、植物に負担が少ない5〜6月がベストシーズン。

それより早めの時期にこうした寄せ植えや植え替えを行う場合は、

根の扱いにも十分注意して丁寧な作業を心掛けてください。

 

主役となるモンステラを中央に配置し、根元付近のスペースに 小型の観葉植物をバランスよく埋め込む。

主役となるモンステラを中央に配置し、根元付近のスペースに

小型の観葉植物をバランスよく埋め込む。

 

置き場所は、レースのカーテンごしなど、明るい日陰がベストです。

 

ただし、直射日光をあてると“葉焼け”を起こしてしまうことがあるため、ご注意を。

土の表面が乾いてきたら、水やりをします。

 

 

寄せ植えの花を活用した

春のミニ花束

 

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おまけでもうひとつ、先月紹介した春の寄せ植えで育てた植物を活用したミニ花束を紹介します。

 

ピンクのラナンキュラスをメインに、ジャスミン、コロニラ、マーガレットなど

かわいらしい春の小花をセレクトし、オリーブの葉と合わせました。

 

剪定を兼ね、このように切り花にして楽しむのも、寄せ植えの魅力のひとつ。

小さな花束にしてプチギフト感覚でさしあげるのもいいですし、

そのまま花瓶に挿して飾るのも素敵です。

 

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ガーデニングデザイン:

有川宗子(ありかわ もとこ)

東京都出身。JGS公認ガーデンコーディネーター、ガーデニング歴20年。

株式会社3Films ガーデニング部所属。個人の庭やベランダ、幼稚園の園庭花壇の植栽などを手掛けている。

http://3films.com/garden/

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