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2017.09.20

忙しいならぜひ使いたい
最新スマートウォッチ

2015年にアップルの「アップル ウォッチ」の発売で世界的な話題になったスマートウォッチ。あれから2年。最新のスマートウォッチは使いやすくオシャレに進化して、誰にでもオススメできる、特に忙しい人ならぜひ使いたいツールになった。その「使える機能」と最新モデルをまとめてご紹介しよう。

 

腕時計というより

スマホのパワーアップギア

 

 

「未来の腕時計」として注目されているスマートウォッチ。だが、腕時計だと思って使うと、使いにくいと感じることが多い。たとえばいちばん戸惑うのがバッテリーのこと。「アップル ウォッチ」のような充電式モデルの場合は、スマートフォンと同じように毎日充電する必要があるし、電池交換式の場合も、長くても2年ほどで交換が必要だ。また、細かく設定しなければいけないことも多く、スマートフォンと無線(Bluetooth)接続して使うので、接続がなぜか上手くいかない時もある。

 

だから腕時計だと考えず「スマートフォンのパートナーであり、最強のアクセサリー」だと考えて使いたい。日々の充電や設定など、腕時計にはない「手間」がかかるけれど、それでも「使って良かった」と思う便利なことがたくさんある。

そして今、スマートウォッチをオススメしたい理由は、アップルの最新モデル「アップル ウォッチ シリーズ3」のように性能や機能が進化したことに加えて、ラグジュアリーブランドのルイ・ヴィトンや、ファッションブランドのディーゼルが発売したスマートウォッチのように、デザインでも機能でも“持つ喜び“や“持つ楽しみ”のあるモデルが続々と登場してきたから。まずは、特に注目したい、今が旬の3つのモデルをご紹介しよう。

 

まず注目したいのが今年7月に発表・発売されたラグジュアリーブランド、ルイ・ヴィトン初のスマートウォッチ「タンブール ホライゾン」コレクションだ。

 

写真の「モノグラム」をはじめ「ブラック」「グラフィット」とケース、ラグの仕上げが異なる3種類が用意される。風防全体がディスプレイの全面ディスプレイタイプで、最新のAndroid Wear 2.0をOS(基本ソフト)に採用。アプリ開発にルイ・ヴィトンが参加することで実現した独自のトラベル機能(後で解説)や、最新のルイ・ヴィトンのラグジュアリーアイテムと同様にイニシャル・ストラップ、背景をカスタマイズできる文字盤など、魅力的な機能に加えてラグジュアリーブランドの製品らしい“持つ喜び”のある製品になっている。

 

タンブール ホライゾン モノグラム

直径12インチのタッチ式液晶ディスプレイを風防部分に搭載。充電式で電池寿命はフル充電で最大22時間。SSケース。ケース径42mm。自分の手で簡単に交換できる60種のストラップ。30m防水。Androidバージョン4.3以上のスマートフォン、iPhone5、iOSバージョン9以降対応。Androidスマートフォン & iPhone対応。価格は299,160円(税込み)〜(ストラップによる)。問い合わせ/ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL.0120-00-1854  http://jp.louisvuitton.com/

 

 

 

 

 

 

 

カジュアルでインパクトのあるデザインで、20代から30代の男性なら迷わずチェックしてほしい、また週末はワイルドなカジュアルスタイルで過ごすという上の世代の人にぜひオススメしたいのが、イタリアの「ディーゼル」初のスマートウォッチ「Diesel On タッチスクリーン スマートウォッチ」。

 

こちらも風防全面が鮮明な大型タッチ式液晶ディスプレイで、最新のスマートウォッチ用OS、Android Wear 2.0を搭載。通話やメール、SNSメッセージの受信、送信、アクティビティートラッカー機能など、スマートウォッチの最新機能を快適に楽しめる。またストラップは交換式で、しかも自分で簡単に交換可能。

 

 

DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチ DZT2002

SSケース。ケース径48mm。充電式で最大約24時間連続使用可能。Androidバージョン4.4以上のスマートフォン、iPhone5、iOSバージョン8.1以降対応。一般発売は9月25日から。銀座のDIESEL GINZAで先行発売中。問い合わせ先/DIESEL GINZA TEL.03-3538-1978 www.diesel.co.jp/watches/dieselon/

 

 

それから、2015年4月に初代アップル ウォッチを発売して、世界にスマートウォッチブームを巻き起こしたアップルが9月12日に、スマートフォン「iPhoneX(テン)」と同時に発表した最新スマートウォッチ「アップル ウォッチ シリーズ3」も見逃せない。

 

最新のウォッチ用のOS「watchOS 4」を搭載するこの3世代モデルでいちばんの注目点&話題は、iPhoneと繋いで使うGPSモデルに加え、iPhoneが近くになくても「シェアナンバー」というサービスを利用し、iPhoneと同じ携帯電話ネットワークに接続してウォッチ単体で通話や通信、音楽のストリーミングサービスなどが利用ができる「GPS+Cellular(セルラー)」モデルが新たに登場したこと。時計本体の基本性能も大幅にアップ。気圧&高度センサーが新たに搭載されるなどハードウエア的にも進化している。またアクティビティートラッカー機能や健康機能の強化も図られている。なお、サイズや外観のデザインに基本的な変更はない。

 

アップル ウォッチ シリーズ3

最新のデュアルコアプロセッサとワイヤレスチップを搭載して大幅に性能アップを果たしながら、従来と変わらぬフル充電で約18時間の連続使用を実現。アルミニウムまたはSSケース。ケースサイズは38mmまたは42mm。50m防水。価格は写真のスペースグレイアルミニウムケース&ブラックスポーツバンドタイプで、GPSモデルが39,744円(税込)から。GPS+Cellularモデルが49,464円(税込)から。9月22日発売。問い合わせ先/アップルTEL.0120-993-993 www.apple.com/jp/apple-watch-series-3/