至高の楽園 バンヤンツリー

2017.04.24

〈バンヤンツリー・プーケットの旅〉ご招待
プール・ヴィラで過ごした家族滞在レポート

SUMAUではバンヤンツリーホテルズ&リゾーツと協力して、〈バンヤンツリー・プーケットの旅〉をマンションオーナーの方にプレゼントするスペシャルキャンペーンを実施。多数応募された方の中から、東京都・品川区のT様ご一家に〈バンヤンツリー・プーケット シグネチャー・プール・ヴィラ3泊 宿泊券〉をプレゼントさせていただきました。

 

3月上旬に〈バンヤンツリー・プーケット〉に滞在されたT様ご一家。タイ・プーケットの風光明媚なバンタオビーチに建つ最高級プライベートプール付きヴィラで、快適な休暇を満喫されました。ご家族で楽しく滞在されたレポートを、T様ご自身の文章と写真で紹介させていただきます。

 

 

バンヤンツリー・プーケットに到着した日。誰もいない白く長いビーチでアンダマン海に沈む夕日を家族で眺める。

バンヤンツリー・プーケットに到着した日。静かな、白く長いビーチでアンダマン海に沈む夕日を家族で眺める。

 

 

アンダマン海に沈む夕日を見ながら

心地よい風に吹かれる

 

キャセイ航空でプーケット空港到着。席を立ち、息子の手を引いて通路を出口に向けて進みはじめたら、後ろから「ヘイ!」と誰かの声、振り向くとアジア人らしきカップル客の若い男性が、手に見覚えのある黒い財布をもっていた。

 

自覚なくジーンズの後ろポケットに財布を入れたまま忘れていて、離席時に気づかず落としてしまったようだ。拾ってくれた男性に何度も礼を言った。私の小遣いすべてがパーになるところを優しいナイスガイに救われ、幸先の良いスタートとなった。

 

空港の「ラグーナ・プーケット」のカウンターでバンヤンツリーまでのリムジンを手配してもらい、両替を済ませてから、ホテルに向けて出発。所要約30分。プーケットは歴史あるリゾート地だと思うが、従来の欧米人やオーストラリア人に加えて最近は、中韓、ロシア人客が増えている様子。

 

でも、ホテルへ向かう道は未開発といった印象で、地元客相手のこじんまりした商店や食堂が並ぶ程度で、観光客向けの物売りはおらず、ショッピングセンターもない。一言でいえば「田舎道」。

 

 

滞在した〈バンヤンツリー・プーケット シグネチャー・プール・ヴィラ〉205号。窓を全開すると部屋からそのままプールに入れる造りに感動する。

滞在した〈バンヤンツリー・プーケット シグネチャー・プール・ヴィラ〉205号。窓を全開すると部屋からそのままプールに入れる造りに感動する。

 

 

水をたたえた美しいロビーに息子も高揚。スタッフさんに愛想を振りまき追いかけ回すなどご満悦。

水をたたえた美しいロビーに息子も高揚。スタッフさんに愛想を振りまき駆け回るなどご満悦。

 

 

バンタオビーチのラグ―ナ地区に入り、ほどなくバンヤンツリーに到着。日本人スタッフのミクさんも出迎えてくださり、やはり安心感がわいた。チェックイン手続き中、水をたたえた美しいロビーに高揚したのか、機内で十分睡眠をとった息子が、またちょろちょろと現地のスタッフさんらに愛想を振りまき始め、追いかけ回すことになった。

 

ふと目を前方にやると、ソファに座ってチェックインしているカップルがいて、なんと男性は財布を拾ってくれたあの人だった。もう一度お礼をいう。ああ。やはりバンヤンツリーに宿泊するようなゲストはナイスガイなのだと納得した。

 

〈バンヤンツリー・プーケット シグネチャー・プール・ヴィラ〉205号。前もって聞いてはいたが、やはり、窓を全開すると部屋からそのままプールに入れる造りに感動した。快適そのものだ。まだ寒さが残る日本から移動してきたばかりで、体がこの気候になじんでいないが、期待がふくらむ。

 

だが、窓を開け放つと、息子がちょろちょろして目を離した隙にプールにはまる可能性もある。1.3メートルとそこそこの深さだし、やはり当面は窓を閉じたままにしておくことに。コンプリメンタリーのコーラとスナックで人心地ついた。

 

休憩していたら小一時間まどろんでしまい。夕刻が迫っていた。アンダマン海に沈む夕日を見るには最適の時間だ。敷地内移動用の電動バギーを呼んでビーチまで案内してもらった。南北に延びる長い長い長いビーチ。砂は白く、石ころも白い。ゴミひとつない。泳いだり水遊びしたりしている人はぽつりぽつりといった程度。家族3人で誰に邪魔されることもなく、日没を見ながら心地よい風に吹かれた。

 

 

できるだけのんびりしようと家族と話し合い、2日間はほぼプライベートプールで快適に過ごす。

できるだけのんびりしようと家族と話し合い、2日間はほぼプライベートプールで快適に過ごす。

 

 

朝食からスパークリングワイン。どんどん注いでくれる。この気候、雰囲気の中、断る理由はない。

朝食からスパークリングワイン。どんどん注いでくれる。この気候、雰囲気の中、断る理由はない。

 

 

青くて高くて澄んだプーケットの空

プライベートプールで快適に過ごす

 

翌日、朝からスパークリングワイン。どんどん注いでくれる。この気候、雰囲気の中、断る理由はない。どんどんいただいた。結局、朝ごはんは3日間とも同じテーブルで同じ担当の方がサービスしてくれた。息子も慣れてきて、3日目にはうろちょろが収まった。朝食後、象乗りツアーに参加し、家族3人で森の中、象の背中に揺られた。頭がちょっと(皮膚が)ぶよぶよだった。

 

いよいよプールに。妻は言った。「青くて高くて澄んだタイの青い空が好き。不幸なことが何も起こらない気がするから」。確かに、落とした財布まですぐに戻ってきた。こんなに快適なら丸1日プールで過ごしたっていい。けれど、それをしたらもう「元の世界」に帰れなくなるかも。

 

結局、2日間はほぼプールで過ごす。できるだけのんびりしようと話し合い、納得していたはずの妻。最終日になって、駆け足でダウンタウンにショッピングに行けないか、ビーチのバーでハッピーアワーはどうか、と焦りを見せる。結局、3人で砂浜をぶらつき、傾きはじめた太陽をぼんやり眺めて過ごした。買い物はまた次回の旅行で、と約束。

 

 

ヴィラの敷地内を散歩。日本人も見かけず家族で楽しめたバカンス。ホテルのスタッフさんも親切で子どもにも優しい。

ホテルの敷地内を散歩。喧騒を逃れて家族で楽しめたバカンス。ホテルのスタッフさんも親切で子どもにも優しい。

 

 

バギーでの移動のたびに息子を助手席の載せてくれ、運転気分を味あわせてくれる優しいドライバーさん。

バギーでの移動のたびに息子を助手席に乗せてくれ、運転気分を味あわせてくれる優しいドライバーさん。

 

 

移動のたび、息子を助手席に乗せてくれ、運転気分を味あわせてくれるドライバーさんたち。どこに行っても子どもに注がれる視線の穏やかさに感激する。普段、東京で、自分はこんな目でよその子たちを見ているだろうか。バギーのペダルに悪さしてブレーキを解除し、皆を慌てさせた息子を叱っていると、ドライバーさんは「お父さん、子どものやることだしそんなに言わなくても」と取りなしてくれた。

 

最終日にセットしてもらったイン・ヴィラ・バーベキュー。プールサイドに据えたテーブルでグリルしたての肉や魚料理を堪能した。若いシェフのウッディさんとウェイターのパンさんが担当。二人とも物腰がソフトで、穏やかな心持ちに。ロマンチックな音楽に包まれて優雅なディナーとなるはずだったが、息子はウッディさんにまとわりつき、親は追いかけ回すことに。「タイ・ミックス」というメニューを選び大人の味付けだったため追加注文したスパゲッティにも、ほとんど口を付けずじまい。

 

最後の夜。名残惜しさが徐々に募る。夢を見ては覚め、またその続きの夢を見る。多分小学校5年の夏休みの夢。仲好しグループで一日楽しく遊んで「バイバイまた明日」といった情景。あれはもしかして8月31日か。充実した家族旅行の終わりを惜しみ、この年で、あの楽しかった夏休みの最後の1日を夢の中で回想してしまったか。

 

羽田着。冷たい雨。タクシー待ちの列に割り込む外国人らしき中年男性。さらに向こうの方から、なぜか関西弁の怒声が聞こえてきた。「現実世界」に帰還した実感。赤く熱く、ほのかに輝いてさえいる日焼け後の背中がひりつく。

 

 

最終日にセットしてもらったイン・ヴィラ・バーベキュー。タイミックスのスパイシーなシーフードメニューに舌鼓。ロマンチックな音楽に包まれて優雅なディナーとなるはずが、息子は若いシェフにまとわりついて、親は追いかけ回すことに。

最終日にセットしてもらったイン・ヴィラ・バーベキュー。タイミックスのスパイシーなシーフードメニューに舌鼓。ロマンチックな音楽に包まれて優雅なディナーとなるはずが、息子は若いシェフにまとわりついて、親は追いかけ回すことに。

 

 

最後の夜。名残惜しさが徐々に募る。タイやホテルの魅力に触れることができ、家族でゆったり過ごせた〈バンヤンツリー・プーケットの旅〉。日常から隔離され、自分を蘇らせてくれた「夢の時間」を思い出にタイをあとにする。

最後の夜。名残惜しさが徐々に募る。タイやホテルの魅力に触れることができ、家族でゆったり過ごせた〈バンヤンツリー・プーケットの旅〉。日常から隔離され、自分を蘇らせてくれた「夢の時間」を思い出にタイをあとにする。

 

 

バンヤンツリー・プーケット

 

プライベートプール付きヴィラで世界を席巻

セレブ御用達の極上空間

 

世界有数のホスピタリティブランドとして、高い評価を得ているバンヤンツリーホテルズ&リゾーツ。〝五感の調和〟をコンセプトに世界中にリゾートやスパを展開している。バンヤンツリー・プーケットは、タイ・プーケット島の風光明媚なバンタオビーチエリアに建ち、オール・プール・ヴィラ・リゾートとして知られている。すべてに妥協のない豪華さは、究極の快適性と理想的な休暇を満喫することができる。

 

 

T様ご一家が滞在された〈バンヤンツリー・プーケット シグネチャー・プール・ヴィラ〉。客室はゴージャスなヴィラタイプ。

T様ご一家が滞在された〈バンヤンツリー・プーケット シグネチャー・プール・ヴィラ〉。客室はゴージャスなヴィラタイプ。

 

 

(左)プールに囲まれた極上の空間が待ち受ける。(右)アジアンスタイルのモダンなインテリア。

(左)プールに囲まれた極上の空間が待ち受ける。(右)アジアンスタイルのモダンなインテリア。

 

 

Banyan Tree Phuket Resort(バンヤンツリー・プーケット・リゾート)

住所:33, 33/27 Moo 4, Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Thalang Phuket 83110 Thailand

電話:+(66) 76 372 400

www.banyantree.com

部屋数:173室(ヴィラ)

室料:THB16,000(税金・サービス料込み)~

アクセス:バンコクから国内線で約1時間。ホテルまでは車で25分。

日本での問合せ先/バンヤンツリージャパン03-5542-3511

予約フリーダイアル:0120-778-187