注目のデザイン
工具箱メーカーが開発した
デジタル時代のデザイン道具箱
細々したものが多すぎてバッグのなかが雑然としてしまう。そんな悩みを解決してくれるアルミ製のツールボックス「コンステラ（KONSTELLA）」が誕生した。仕事に欠かせないノートパソコンやタブレットを美しく収納して持ち運べる、工具箱メーカーが開発したこだわりのビジネスツールだ。
アルミ×レザーのボックスで
スマートな収納を実現したビジネスツール
あなたのビジネスバッグには、なにが入っているだろうか。
ビジネスパーソンが「持って歩く必要があるもの」は、この10年ほどで一気に多様化し、数も増えた。
ひと昔前であれば、手帳と筆記用具、名刺入れぐらいでよかったかもしれないが、いまではスマホやタブレット、ノートパソコン、予備のバッテリーや周辺機器などまで持ち歩くのが当たり前になっている。
携帯音楽プレーヤー、USBメモリー、イヤホン、キーなど細々した持ち物も多く、必要なときにサッと取り出せないことにストレスを感じている人も多い。
時代の変遷に合わせてツールが変化するのは当たり前のことで、ツールが変われば入れ物も変わってしかるべき。
「ポーチ」
雑然としがちな小物をコンパクトに納める
サイズ：W300×H131×D42mm
素材：アルミニウム合金 レザー
重量：350ｇ
定価：20,000円
カラー：シルバー・シャンパンゴールド・ブラウン・ローズピンク
鞄の中で雑然となりがちなスマホなどのバッテリーやイヤホン、メークグッズなどをコンパクトに納めてくれるポーチ。大きな革製の持ち手が存在を示し、使いたいときにすぐに取り出せる。
コンステラ（KONSTELLA）は、ノマドワーカーや外回り中または客先での作業が多い人にピッタリの道具箱だ。
ポケットが多くて整理しやすいし、ボディも丈夫でプロテクション能力が高く、ちょっとした衝撃が致命傷になりかねない精密機器も安心して持ち運べる。
小物類をコンパクトにまとめられる「ポーチ」、13インチまでの薄型ノートパソコンと周辺機器を収納できてバックインバックとしても使える「プロテクションケース」、サイズの異なる6つのポケットを備えた「ブリーフケース」の3種類。
いずれもアルミニウム合金とレザーを組み合わせており、すっきりとしていながら有機的なぬくもりも感じさせてくれるデザインに仕上がっている。
「プロテクョンケース」
薄型ノートパソコンを格納
サイズ：W350×H256×D43mm
素材：アルミニウム合金 レザー
重量：900ｇ
定価：40,000円
カラー：シルバー・シャンパンゴールド・ブラウン・ブラック
13インチまでのノートパソコンを保護し、ペンやファイルなども収納できるプロテクションケース。アルミ合金の外装、内装のクッションパッド＋固定バンドが中身をプロテクトしてくれる。
工具箱メーカーとデザインユニットが
技とデザインの英知を結集
KONSTELLAという名前は、「星座」を意味するドイツ語「konstellation」に由来する。しかし製品はドイツ製でもヨーロッパ製でもなく、れっきとした日本製だ。
製造・販売を行うのは、大阪に拠点を構える「東洋スチール」。1969年の創業以来47年にわたって、さまざまな形状の工具箱やツールボックス、特注工具ケースなどをつくり続けてきた、いわば「道具箱のプロ」である。
2009年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞した「山型工具箱」は、どこかで一度は目にしたことがあるにちがいない。
堅牢で使いやすい工具箱を、現代のニーズに合わせたデザインで生まれ変わらせたのは、デザインプロデュースチーム「Iroyori（イロヨリ）」だ。
仕事に必須なデジタル機器を美しく収納し、持ち運び、さまざまな場所で展開して自分のデスクをつくり出すため、東洋スチールのエンジニアとIroyoriのメンバーが議論を重ねていきついた形がコンステラなのだ。
ボディは、アルミニウム合金にアルマイト処理を施すことで耐食性、耐摩耗性、審美性を向上させた。
「ブリーフケース」
整理の決め手はサイズ違いの6つのポケット。
サイズ：W400×H370×D63mm
素材：アルミニウム合金 レザー
重量：1350ｇ
定価：50,000円
カラー：シルバー・シャンパンゴールド・ブラウン・ブラック
ノートパソコンやタブレットはもちろん、書類やファイル類もB4、A5、A6サイズの6つのポケットで収納。さまざまなデータをオーガナイズして必要なものだけを持ち歩くことができる。
デザイン上の特徴になっている十字のプレスは、強度をあげるために山型工具箱の底面に採用された知恵＝東洋スチールのDNAを引き継いだもの。
ボディの一部やハンドルには、ていねいにタンニングされた姫路産の本革を使用し、内部のクッションやファブリック、ハンドルは高い縫製技術を持つ職人が手作業で仕上げている。
さらに秀逸なのは、ボディのコーナー部だ。通常のボックス型キャリーケースでは、プレス成型で生じるコーナーの隙間を埋めながら強度を上げ、同時に採算性も高めるために樹脂パーツをかぶせていることが多い。しかし、コンステラは強度と美しさを兼ね備えたボディ一体型のRラインのコーナーを採用している。
長年にわたって関西で育まれてきた、スチール箱の製造技術、皮革のタンニング加工技術、縫製技術と、21世紀のニーズをとらえたデザインの融合から生まれたコンステラ。現代のビジネスツールボックスの使い心地を試してみては？
東洋スチール株式会社（コンステラ担当）
住所：大阪府東大阪市加納4-8-13
電話：072－964－3181
